シンプルが一番!おすすめ度
★★★★★
著者の一人にジェフ・クラークさんの名前を見つけ、迷わずこの本に決めました。学生時代、NHKラジオ英会話でそのユーモアを交えたわかりやすい解説のファンだったからです。本書のPart1の基本的なフレーズは、まさに通訳ガイドの実践向けですが、Part2の応用編は日常生活ですぐに使えるものばかりです。以前ホームステイした外国人に「選挙カー」の騒々しさについてたずねられましたが・・・あのときこの本のことを知ってたらなあ・・他にも単身赴任や塾通いの子供など、ユーモアを交えた会話形式でてんこもりです。ジェフさんの言うとおり、シンプルで言いやすい内容になっていると思います。
概要
日本を訪れる外国人はひと昔前に比べて格段に増え、ビジネスでもプライベートでも外国人をさまざまな場所に案内する機会が多くなってきた。本書はそんなときに役立つ、英語で日本の生活や文化を紹介するための1冊だ。Part 1は基本フレーズ集、Part 2は場面別のスキット集という2部構成になっている。 類書とひと味違うのは、通訳ガイドのプロとして活躍する著者が、昨今日本を訪れる外国人が何に興味を持つかを正確に把握している点だろう。神社仏閣の案内やはしの使い方、温泉の入浴法といったオーソドックスなテーマにとどまらず、コンビニ、パチンコ、居酒屋、トレンディー・ドラマの舞台など、現代的な話題にも幅広く対応している。日本紹介表現も、welcome cat (まねき猫)や outdoor bath (露天風呂)をはじめ、tuna rice bowl (鉄火丼)、education-obsessed mother (教育ママ)と、多彩だ。
解説にも通訳ガイドならではのアドバイスが光る。たとえば、「こんにゃく」は辞書に載っている devil's tongue ではなかなか通じないらしい。a hard jelly made from a kind of root (根菜の一種でゼリー状に固めたもの)と説明したほうがわかりやすいという。
しかし、本書はプロ仕様の参考書というわけではまったくない。英語は平易なものが多く、高校レベルの基礎力があれば、誰でも使いこなせるはずだ。フレーズやスキットは付属CDにも収録されているので、スラスラと話せるようになるまでしっかり練習しておきたい。(成重 寿)
出版社からの内容紹介
ポイントを押さえた実用的な表現が満載。選挙カーからデパ地下、単身赴任の話まで、外国人が気になる今の日本をまるごと紹介。
内容(「BOOK」データベースより)
「外国人は日本の何を知りたいの?」「どうやってわかりやすく伝えたらいいの?」本書には、そんなポイントを押さえた実用的な表現が満載。神社仏閣の案内や箸の使い方を説明するだけじゃ物足りない。選挙カーからデパ地下、単身赴任の話まで、外国人が気になる今の日本をまるごと紹介。
内容(「MARC」データベースより)
外国人に日本の風土や文化などを紹介するときの情報の収集・整理や説明のコツを、著者の通訳ガイドの体験をベースに紹介する。
出版社 山口晴代
今の日本を外国人に伝える新・日本文化紹介本!パート1では、短めで実践的なフレーズ300を、また、パート2ではウイットに富んだ会話例30を惜しげもなく紹介。いままでの長い説明調の日本文化紹介案内の英会話本とは違う、「使える」「生きた英語」を習得できる内容となっている。全フレーズがCDに収録されている。
目次:プロローグ/Part1ガイドの基本フレーズ300(挨拶とおしゃべり/ツアーの計画と日程/見学地での誘導/見所の説明/提案する、注意する/盗難や病気について/食べ物や飲み物について/乗り物の案内/ホテルでの案内)/Part2状況別ガイドのポイントを押さえる(1.一緒に食事をする/2.買い物に付き合う/3.観光案内する/4.娯楽やスポーツに興じる/5.会社や自宅に案内する)/コラム:通訳案内のコツとトレーニング法
著者 中山幸男
プロの通訳ガイドと元ラジオ英会話講師(アメリカ人)が教える日本文化紹介の本! プロの通訳ガイドは、ガイドブックに書いてあることをそっくりそのままには案内しないものです。では、どんなことをどんなふうに話すのでしょうか?――その答えが本書というわけです。
この本をお勧めしたいのは、これからガイドを目指す人や、外国のお客さんを連れて日本を案内することになった人、海外での語学研修中に日本について説明する人などですが、プロのガイドでも現場でそのまま使えるようなネタが満載です。
本書に出てくる英語表現は比較的短いものばかり。外国人には一息で言える長さで、パパッと要領よく説明したほうが喜ばれます。英語の表現だけでなく、様々な場面でどういうふうに説明をしたら、外国人客に興味を持って聞いてもらえるかそのコツをつかんでください。
付属のCDを使用して日頃から口慣らし練習を積んでおけば、現場でのスラスラ感も違ってくるはずです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中山 幸男
(株)JTBの専属を経て、現在フリーの通訳ガイド。英語講師、文筆業に加え、NHK学園英語講座の監修など多彩な顔を持つ。(社)日本観光通訳協会常務理事およびオックスフォード国際教育カレッジ顧問
クラーク,ジェフ
米国カリフォルニア州出身。スタンフォード大学で日本語専攻。NHK文化センター、NHK「ラジオ英会話」などで英会話講師を務め、現在は清泉女子大学と麻布学園で教えている